私費留学について
私費留学とは
私費留学は自分で留学先を決定し、希望する大学(原則として、4年制大学もしくはその大学付属語学学校に限る)等に自分で願書を提出、入学許可を受け、所属学部の承認、並びに龍谷大学長の許可を受けて留学する方法です。
留学を実現するために必要なもの
現在、龍谷大学では1年に100人以上の学生が私費留学をしています。留学をしたいと思っていても、何から調べるべきなのか、いつから留学すべきかと考えているうちに4年間の大学生活はあっという問に終わってしまいます。
留学を実現するためには、まず情報収集から。本書や市販の留学ガイド本、インターネットなどを参考に留学に関する色々な情報を集めましょう!
※(注)
本プログラムは国際学部グローバルスタディーズ学科生は対象外となります。
私費留学のポイント
留学には語学能力が必要か?
「語学力がないから留学できない」
そう思っている人は多いかもしれませんが、語学力がなくても留学は可能です。
海外の大学の学部開講科目を受講できるプログラムに参加するには、各大学が定めている語学能力基準を満たすことが入学条件となりますが、語学を集中的に学ぶ語学学校への留学であれば、多くの語学学校が語学能力の入学条件を課していません。ただし、留学前に語学力をつけておくと、留学中の学習効果が上がります。留学前にもしっかりと語学勉強に励んでください。
一番の難関は留学先を決めること
留学するまでのプロセスの中で、留学先を決める事が一番難しいと言う人もいます。留学先が決まれば、後は決められた手続きをこなすだけですが、何百、何千とある留学先の中から自分に合った留学先を決めることはとても難しい事です。
留学先がなかなか決められない人は、自分がイメージする留学とはどのようなものか想像してみてください。あなたが理想とする留学先はどんな国か、都会か、田舎か、暑い所か、寒い所か、週末は海へ行きたいか、山へ行きたいか。まず、行ってみたい場所を選ぶ事で、少しずつ留学先が絞られてきます。
情報収集からはじめよう
- 龍谷大学で相談する(グローバル教育推進センター)
- 留学雑誌を何冊か読んでみる
- 留学フェアに参加する
- インターネットで資料請求する
- 留学斡旋会社などを利用する
何を調べたらよいのか
- 留学先の受入時期はいつか
- 費用はどのくらいかかるか
- 出願にはどのような書類が必要か など
費用について
留学イメージ どんなに留学したいと思っていても「お金」がなければ留学できません。
留学資金はどれくらい必要なのでしょうか。
留学費用は、国、地域、物価、教育機関やコースによっても異なりますが、 1年間にかかる留学費用は、200-400万円だと言われています。
経費の主な内訳
- 往復旅費
- 授業料
- 寮(ホームステイ)
- 海外旅行傷害保険加入料
- 医療保険(留学先)
- 食費
- 教材費
- 教材費
参考/国別の留学費用試算(2024年7月時点)
※留学体験記に基づいて試算
留学までの流れ
留学を実行するためには、留学までの基本的な流れを把握することが大切です。留学先の決定やその後の準備は想像以上に手間がかかるもの。長期的な視点で計画を立てましょう。
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STEP 16
単位認定(必要な場合のみ)
成績証明書、授業内容を示す書類などを提出。
STEP 01
留学先を調べる
留学先で得た単位の互換、留学期間、学費等を調査、理解する。わからないことがあれば、グローバル教育推進センターや各学部教務課に相談する。
STEP 02
留学先調べ
インターネット、グローバル教育推進センター資料、グローバルラウンジなどを活用して情報を収集。
STEP 03
留学先を決定する
STEP 04
留学費用を見積もる
STEP 05
留学先へ願書を提出
インターネットによる申込みが主流。必要に応じてTOEFL®、銀行残高証明書、成績表、推薦書など提出。
STEP 06
留学先からの受入通知
STEP 07
各学部教務課へ留学申込み/必要書類の提出
留学生願書、成績証明書、受入通知書(コピー)、健康診断書、指導教員推薦書(厳封)、留学先大学資料等を提出。
STEP 08
学部で書類選考・面接実施
STEP 09
学部において留学承認
STEP 10
グローバル教育推進センターにて学内手続き
学部教授会(研究科委員会)等で留学承認
STEP 11
留学許可書発行
留学決定、学費免除手続き
STEP 12
渡航手続き
ビザ申請・渡航手続き、留学生保険、海外旅行傷害保険加入など、各自が責任を持って手続きに望んでください。
STEP 13
出 発
STEP 14
留学先で学修、現地で単位取得
到着後「滞在先連絡票」を各学部教務課に提出。
STEP 15
帰国・帰国報告書作成
帰国後2週間以内に、各学部教務課へ提出。
SAF
SAF(スタディ・アブロード・ファウンデーション)について
龍谷大学は、本学学生の留学支援の一環として、2016年度に米国インディアナ州インディアナポリスに本部を置く非営利教育機関The Study Abroad Foundation(SAF / スタディ・アブロード・ファウンデーション)と連携協定を結びました。
アメリカの非営利教育機関であるSAFでは、日本事務局、アメリカ本部、そして各地域に配置された留学経験豊かなスタッフがアジアの大学生の留学を支援しています。海外、特に北米では、正規留学や交換留学以外で1 学期から1 年間という短い期間で留学生を受け入れる制度を持つ大学はあまり多くありません。そのため、SAF はSAF ネットワーク大学と共に、1 学期から1 年間の留学生(Visiting Student)のためのプログラムを作り、多くの日本、韓国、中国の大学生に留学の機会を提供してきました。提携大学数は英語圏6カ国及び非英語圏4か国の約50校を超え、学部留学、語学+学部留学、語学留学、学部留学+インターンシップなど多岐にわたるプログラムを提供しています。2000年の設立以来、約10,000名の大学生がSAFを通して海外の大学へ飛び立っています。
2018年4月にはSAF日本事務局 関西オフィスが京都にオープンし、京都をはじめ関西圏の学生の留学支援も促進しています。
SAF留学プログラムの詳細は、下記のWEBサイトを参照してください。
SAF では、「目的を持った教育の質の高い留学」をモットーに、学生個々の留学の目的や目標を明確にするべく、学習への意欲や留学の動機付け、主体的な留学を促す個別相談の実施、出発前オリエンテーション、SAF 同窓生の就職活動情報共有や交流会の提供など、事前事後サポートにも力を入れています。
SAFの紹介により海外の大学に留学する場合、事前に学部教務課に申請することで、私費留学として認められる場合があります。私費留学を希望する場合は、SAF留学の出願前に、所属学部教務課に相談してください。
SAF提供プログラムによる私費留学
本学からもSAFの紹介により、私費留学する学生が増えています。以下のリンクから、過去にSAFのプログラムで留学した学生の体験談を確認できます。
SAFの資料について
グローバル教育推進センター事務部(深草・瀬田)に設置しています。
SAF留学説明会(事前予約不要)
SAFのスタッフが、留学プログラム、出願のスケジュール、出願手続等について説明します。詳細は学内掲示板やポータルサイト等で周知します。在学中に留学(特に私費留学)を検討している場合は、ぜひ参加してください。
SAF留学個別相談会(要予約)
JAOS(海外留学協議会)認定留学カウンセラーの資格を持つSAF留学アドバイザーによる個別相談を受けることができます(要事前予約)。個別相談会は深草キャンパスまたはオンラインで月に1-2回実施され、実施日は月ごとに更新されます。日程や予約方法は、学内掲示板やポータルサイト等での案内またはSAF日本事務局のイベントページをご確認ください。
個別相談 ( Zoom)
SAF日本事務局では、月曜日~金曜日の10:00~17:00(祝祭日を除く)にZoomで個別留学カウンセリングを実施しています(要予約)。SAF日本事務局ホームページの個別相談予約フォームから事前にお申込みください。
その他
龍谷大学はSAF留学プログラムの運営には関わっていません。申込みの際はプログラムの内容や費用について十分に理解し、ご自身の判断と責任においてSAFと直接手続を行ってください。
問合せ先
SAF留学に関する質問は、米国非営利教育機関SAFに直接問い合わせてください。
(SAF説明会やSAF個別相談に関する問い合わせも同様)
米国非営利教育機関SAFスタディ・アブロード・ファウンデーション
日本事務局
<東京オフィス>
〒261-0023
千葉市美浜区中瀬1-7-1 SCECビル3F(IES全米大学連盟東京留学センター内)
<関西オフィス>
〒615-8558
京都府京都市右京区西院笠目町6 京都外国語大学 国際部気付
Eメール:japan@safabroad.org
Tel(東京・関西共通): 050-5490-2517
※時間帯や状況によっては電話対応が困難な場合がありますので
必ず留守番電話にメッセージをお残しください。担当より折返しいたします。
Web http://japan.studyabroadfoundation.org/
Instagram
https://www.instagram.com/saf_japan/
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