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7カ国17名の留学生が“池坊いけばな”体験を通じて日本の伝統文化を学びました

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2012年12月10日

日本の華道文化発祥の地・六角堂にて

本学の卒業生でもある華道家元池坊 華道教授の藤井真氏からレクチャー。テーマは”フリースタイル”で

ガーベラやかすみ草、グリーントリュフに水仙と、いろんな花材を手にとりながら、上手に花はさみを使って試行錯誤

それぞれの思いを形にした作品ができあがりました。

12月10日、留学生17名が「日本文化入門」の授業の一環として日本の伝統文化である、いけ花を体験しました。

本学は、留学生の日本語の運用能力向上に加えて、日本文化や社会への理解を深めることを重視しており、この授業では様々な日本の伝統文化体験を通じて、その歴史や、社会における役割等を深く理解できるようにしています。

今回は、本学赤松学長と、華道家元池坊 池坊由紀次期家元との本学広報誌『龍谷』での対談をきっかけに、”華道の伝統文化と大学教育との交流・連携が図れないか”との思いから、留学生のいけ花体験が実現しました。

現在、本学には、世界各国から約550人の留学生を受け入れており、うち海外の大学との学生交換協定に基づく交換留学生は、約70名在学しています。この授業へは、イギリス、フィンランド、スペイン、カナダ、シンガポール、タイ、中国出身の交換留学生が参加しました。

まずは、いけ花発祥の地・六角堂、池坊会館内のいけ花資料館を見学し、いけ花の歴史や浄土真宗とも縁の深い六角堂についてお話を伺いました。
その後、本学の卒業生でもある、華道家元池坊 華道教授の藤井真氏から、いけ花の歴史やいけ方、花道具・花材等について講義を受けました。
藤井氏から、「みなさんは映画監督になったつもりで、作品のテーマを決めて、花材の中から、ふさわしい主役、脇役、エキストラ・・・と配役してください。」と、わかりやすくレクチャーいただき、いけ花体験がスタート。参加した学生たちは、初めての花はさみを上手に使って、思い思いのストーリーを描きながら、熱心に取り組みました。

できあがった作品は、”人の成長”や”家族”などさまざまで、学生からは、「それぞれの花や位置に意味があるところが面白い」「ストーリーを考えるのが難しい。まるで美術作品のよう」といった感想が聞かれました。

最後に藤井氏から、「花をいけることは、一つの作品として、それぞれの花に新しい命が与えらること、花の命を大事にすることです。日常の中で、小さな花瓶でも空いたグラスでもよいので、ぜひ花をいけてみてください。」というメッセージをいただきました。
留学生たちにとって、日本の心ともいえる”いけばなの心”を学ぶ、大変貴重な機会となりました。

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